がんの治療時は様々な病院に起因する症状や治療による副作用が出ることがあります。
しかしながら出来る限り生活の質を向上させることは大切なことです。
がんになることによって今までの生活が一変してしまうことはよくあります。今まで出来たことが出来なくなることも多く、自分らしい生活が送れなくなってしまう人も少なくありません。がんになっても出来る限り今までの生活を続けられるように大切な情報を盛り込みました。
がんと生活リズム
規則正しい生活リズムをキープすることが大切です。がんになって心の変化による不眠になることもよくあることです。人間の身体は24時間を1周期としたリズムを持っています。朝の起床時に血の巡りを良くし、体温を上げ、活動に備えているのです。夜には心拍数を下げ、疲れが取れるような準備を始めます。夜寝る時間をずらしてしまうと脳は寝るモードに入っているのに体は起き続け、副交感神経の乱れにもつながります。それは体の本来持っている回復力を損なうことりなります。従って規則正しい生活を送ることで体に対する負担が軽減され体調も整いやすくなる上怪我や病気からの回復力を上げることにつながります。
感染症
日常的な感染症予防もがんの療養生活には欠かせないポイントです。免疫が弱り、菌やウイルスに侵されやすくなっているため病気にかかるリスクが通常時より高まります。
食事の前後、外出した場合は帰宅時に手洗いやうがいを徹底しましょう。また、外出時には人混みを避け、マスクを着用するのが良いでしょう。
「がん患者さんの感染症予防について」
(国立がん研究センター東病院 感染制御室)
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/infectious_control/020/index.html
抗がん剤治療における骨髄抑制と感染症対策(造血幹細胞移植を除く)
(静岡県立静岡がんセンター)
https://www.scchr.jp/book/manabi2/manabi-body11.html
がん患者さん向けQ&A(新型コロナウイルス)
新型コロナウイルス感染症とがん診療について(患者さん向け)Q&A(日本癌学会)
https://www.cancer.or.jp/modules/public/index.php?content_id=2
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療について (患者さん向け)Q&A 第3版(日本癌治療学会)
https://www.jsco.or.jp/public/covid19_pub_qa/index.html
がん診療と新型コロナウイルス感染症:がん患者さん向けQ&A-改訂 第3版-(日本臨床腫瘍学会)
https://www.jsmo.or.jp/general/coronavirus-information/qa_3gakkai.html
患者さんと医療従事者向け ワクチン編
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療についてQ&A -患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第2版-(日本癌学会)
https://www.cancer.or.jp/modules/public/index.php?content_id=3
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療についてQ&A -患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第2版(日本癌治療学会)
https://www.jsco.or.jp/covid19_vac_qa/index.html
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療についてQ&A
-患者さんと医療従事者向け ワクチン編 第2版-(日本臨床腫瘍学会)
https://www.jsmo.or.jp/news/coronavirus-information/qa_vaccinel_3gakkai.html
肺炎球菌感染症Q&A
肺炎球菌感染症(小児)(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/pneumococcus/index.html
肺炎球菌感染症(高齢者)(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html
インフルエンザQ&A
インフルエンザQ&A(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
インフルエンザ(国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html
出来る限りストレスを溜めない毎日を
適度にストレスを発散するのも療養生活に良いと言われています。とくに大きな手術の後はなかなか病室から出られず、ストレスが溜まってしまうものです。自分の中に溜め込まず家族でも、医師やカウンセラーでも構いません、話をしてみましょう。また、がん患者のためのコミュニティも数多く存在します。足を運べる範囲になくてもwebサイトやメールなどで近況を話し合える場や患者向けの交流会を開催している団体、医療機関もあります。