今現在の病院経営はさらに大変難しい時代に入ったと言えます。コロナ前の病院経営も大変状況になっておりました。そしてコロナ助成金で赤字をある程度解消してもコロナ禍後で起こった患者の目減りに対処することが出来ず、更に安倍政権下で行ったコロナのゼロゼロ融資(新型コロナウイルス感染症流行の影響によって売り上げが減少した個人事業者や中小企業に対して行った実質無利子・無担保融資)の返済が2023年7月頃から始まったためさらに経営が厳しくなっております。

そしてコロナ禍で

ではなぜこのような苦しい経営の無限ループのような状態が続くのか?

1番は経営改善が出来てないということです。この場合の経営は医業収入部分と医業支出部分の両方の改善が出来ていないということです。
病院経営者様からはやっていると言われるかもしれません。
経営改善が出来ているかどうかを示す指標を下記に示しますので本当に経営改善が出来ているかご確認ください。

  1. 医業収益、医業外収益、臨時収益が前年比で13%以上伸びた
  2. 医業費用、医業外費用、臨時費用が前年比で14%以上削減できた
  3. 医業収益、医業外収益、臨時収益から、医業費用、医業外費用、臨時費用を引いた最終利益が前年比で10%以上上がった

上記の数字をクリアできた病院は将来に渡って病院経営を円滑に進めることが可能になると思います。逆にそれ以下の病院は途中で病院廃業、法人の民事再生、病院全体の売却などの憂き目を見る可能性が高いと言えます。
ここで、どのような点にターゲッティングをして収益、支出を見直すのかについて一部ですがご説明します。
病院収益の伸び率をご確認ください

厚生労働省:医療経済実態調査

収益についてどのようなやり方で収益を上げるかです。
方法論をご案内します。

事業性診断

事業性診断とは実質的な人口状況調査、将来人口推計分析、競合状況調査を複合したデータを分析した調査です。
将来人口推計分析を行って将来に渡り必要な診療科は何か、数年後まではこの診療科だがその先はあの診療科など将来人口推計分析によりシナリオを立てます。そして皆さんが良くご存じのいわゆる診療圏調査、実質的な人口状況調査(患者ニーズ分析を含む)、競合状況調査を行ったデータを抽出します。先程の将来人口推計分析で導き出した結論と診療圏調査で導き出した結論がリンクするものを採用して診療の方向性を決定することが重要です。
診療科改善及び新医療事業の立ち上げ
事業性診断を基にあらたに収益性の高い診療科を立ち上げていくことです。

それでも結果がでない場合
すでにその市場には皆様の医療機関にとっての事業性が失われている可能性があります。
では次の方法論ですが、

  1. 現在の病院を出来る限り改善をした上で次に事業性のある所在地での開業を検討する
  2. 海外での医療機関(病院、診療所)経営を検討する

などが挙げられます。

  1. についてはすでに取り組んでいる医療法人が散見されます。
  2. についてはまだまだのようです。

これについてはページ下部で案内をしておりますのでよろしければご覧ください。

 

当社は日本において医療系コンサルティング(病院・医院の新規開業サポート、病院・医院の経営サポート)、人材事業、医療機器販売を基幹事業としております。そしてその他M&Aや医療機関の集患活動などのコンサルティング、建築・設計、ライフライン販売などの多角的に事業を行っております。

そして近年ではタイ、ベトナム、インドネシア、カンボジア、マレーシア、シンガポールなど東南アジア、インド、スリランカ、中国、モンゴル、中東ドバイなどで医療事業を行っております。そこで海外に向けて新品及び中古の様々な医療機器を販売しております。その他様々な医療物品を販売しております。

また、日本の医療法人・医療機関の海外進出のサポート、海外医療機関、一般企業のM&A、日本の医師及び医療従事者(医師、看護師、助産師、放射線技師、臨床工学士、超音波技師など人材は様々)の人材派遣、日本の医療、介護事業に関する開設・運営のノウハウ提供などを行っております。

海外への投資・出資のご相談、海外での様々な活動をご支援しておりますのでご興味のある方は是非お問い合わせください。

About Our Business

In Japan, our core businesses are medical consulting (support for opening new hospitals and clinics, management support for hospitals and clinics), human resources business, and medical equipment sales. In addition, we also provide consulting services such as M&A and activities to attract patients to medical institutions, architecture and design, and sales of lifelines.

In recent years, we have been operating medical businesses in Southeast Asia including Thailand, Vietnam, Indonesia, Cambodia, Malaysia, Singapore, India, Sri Lanka, China, Mongolia, and Dubai in the Middle East. We sell a variety of new and used medical equipment to overseas customers. We also sell various other medical supplies.

We also provide support for Japanese medical corporations and institutions to expand their business overseas, M&A of overseas medical institutions and general companies, dispatch of Japanese doctors and medical personnel (doctors, nurses, midwives, radiology technicians, clinical engineers, ultrasound technicians, etc.), and know-how on establishment and operation of Japanese medical and nursing care businesses. We also provide know-how on the establishment and operation of medical and nursing care businesses in Japan.

We also provide expertise in the establishment and operation of medical and nursing care businesses in Japan.

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